帯広市の自殺対策 全国の自殺者数は平成10年から連続して3万人を超えています。この数は交通事故で亡くなる人の5倍以上にもなっています。 自殺は、身近な社会問題であることを認識し理解を深め、大切な命を見守っていくことで、自殺予防につなげていくことが重要です。 自殺予防のポイントや帯広市の取り組みを紹介します。
自殺をとりまく現状 毎年多くの人が自殺で亡くなっています
全国の自殺者数は平成10年から連続して3万人を超えています。この数は交通事故で亡くなる人の5倍以上にもなっています。 特に男性の自殺は、心理的・社会的負担の大きい中高年男性が多くなっています。
帯広市においても、平成23年度の自殺者数は50人(警察庁データ)で、ここ3年間、微増傾向にあります。
自殺の実態調査から、自殺はさまざまな要因が複雑に関係し、個人の問題だけでなく社会的問題であるということが明らかになってきています。
また自殺は、自死された人だけでなく、家族や周囲の人々にも大きな悲しみをもたらすことを考慮すると社会へ及ぼす影響もはかり知れないものになります。
帯広市では、自殺は身近な社会問題であるこという視点から、正しい情報を提供し一人ひとりの理解を深め、お互いに大切な命を見守り、誰もが自殺に追い込まれることのない、安心して暮らせる社会・おびひろを目指し、自殺対策を市民の皆さまと考えていきたいと思います。 関連リンク
過去の自殺対策の事業内容
特定非営利活動法人自殺対策センター
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター
自殺にいたる原因 自殺の原因は、さまざまな状況や社会問題など、いくつも複雑にからみ合っているといわれています。 そのため、なかなか解決に結びつかず、問題が長期にわたり心理的にも追い込まれ、自殺にいたる場合が多いです。
自殺は、身近な社会問題であることを一人ひとりが認識し理解を深め、お互いに大切な命を見守っていくことで、自殺予防につなげていくことが重要です。 自殺の主な原因
| 経済・生活問題 | 倒産・借金・失業・生活苦・負債 など | | 健康問題 | 体の病気・心の病気・依存症 など | | 人間関係 | 結婚や交際の悩み・近所づきあい・孤立 など | | 仕事の問題 | 過労・経営不振・職場の人間関係・職場環境の変化 など | | 学校問題 | いじめ・進路や受験の悩み・教師や友人との人間関係 など | | 家庭の問題 | 親子関係、夫婦関係の不和・家族の死・子育ての悩み介護の悩み など |
自殺予防のための行動-3つのポイント
こころと体の限界サイン 自殺は心理的に追い込まれたうえでの死であり、自殺に至るまでに心や体の不調など、何らかのサインが発せられているといわれています。
このサインは、実は自分でも気づいていないことも多いようです。まずは自分のことを振り返ってみましょう。また、家族や親しい人、同じ職場で働く人のことで気になることはありませんか? こころと体の限界サイン
つらい状況をがまんせず、心の不調に気づいたら、早めに受診・相談を! | 自分のこと | 周りの人のこと |
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- 気分が沈む
- 不安・イライラ・悲しい気分になる
- 自分を責め、自分は価値のない人間だと思う
- 注意力・決断力・集中力がなくなる
- 眠れない
- 食欲がない
- 頭痛・めまい・吐き気がする
- やる気がでない
- 何事にも興味がわかず、楽しくない
- 死にたくなる
| - 以前と比べて表情が暗い
- 落ち着きがない
- 反応が遅い
- 体調不良の訴えが増える(からだの痛み・だるさなど)
- お酒の量が増える
- 仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
- 今までになかった遅刻・早退・欠勤(欠席)が増える
- 周囲との交流を避けるようになる
- 趣味やスポーツ、外出をしなくなる
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うつ病 正しく知ろう「うつ病」のこと
心も体も疲れはてた状態になると、気持ちが落ち込んでしまうことがあり、心の病気になることもあります。
自ら命を絶った人の9割が、直前に心の病気にかかっていたという報告もあります。 その中でも「うつ病」が多いといわれています。 うつ病とは
強いストレスにさらされ続けることで、脳の中で「やる気」や「がんばるぞ!」という気力を伝える物質が減ってしまいます。そして、脳の中の働きが悪くなり、憂うつになったり、がんばろうという気力がわかなくなる病気です。
・決して“本人が弱い”、“気の持ちよう”、“やる気がない”ということではありません! うつ病を治すために大切なこと
早めに気付いて、あせらず、正しく対処することが大切です。 おかしいな、と思ったら一人で悩まず、専門家(医療機関や相談窓口)に相談してみましょう。
アルコール問題との関連 自殺に対する調査によると、特に中高年男性の自殺者において、死の直前に飲酒量が増加したり、飲酒した状態で自殺企図に至っているなど、自殺に際してのアルコールの有害使用が少なからず認められることがわかっています。
飲酒が、不眠や抑うつ気分の解消のために有用だというのは誤解であり、アルコールとうつ・自殺にはつながりがあることをご理解ください。
飲酒が不眠や抑うつ気分の解消のために有用だという誤解を解消し、アルコールとうつ・自殺との関連について広く知ってもらうことを目的に、自殺予防総合対策センターがリーフレットを作成しています。 特に中高年男性を対象にした内容です。
リーフレット「のめば、のまれる」(362KB)
働く人のメンタルヘルス 働く人のメンタルヘルスにかかわる情報サイトです。 本人をはじめ家族、同僚、事業主、専門職の人へ役立つ情報があります。
こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイトです。 心の健康確保と自殺や過労死などの予防を目的にした事例紹介や労働関係の制度、チェックリストなど、役立つ情報が掲載されています。
安全衛生情報センター 職場のメンタルヘルス対策に関連する手引きなどを掲載しています。
相談窓口 悩み事や困り事をひとりで抱え込まないでください。 問題解決のための、さまざまな相談窓口があります。 くらしの相談窓口をご覧ください。 相談者は、本人でなくても構いません。
くらしの相談窓口 関連リンク
帯広市医師会ホームページ 市内の医療機関を探すことができます。
3月は自殺対策強化月間 3月は、決算期であることや、仕事の異動・卒業・就職・進学などのライフイベントの変化などがあり、環境的にストレスをうけやすい時期といわれています。
例年、3月は月別自殺者数が多い時期であり、国では3月を「自殺対策強化月間」として、各相談事業の実施や相談窓口の周知を図っています。
いのちを支える自殺対策(内閣府ホームページ)
残された自死遺族の方へ 大切な人を自死で亡くされた人のための相談窓口と、大切な人を自死で亡くされた方々の悲嘆の苦しみを共に分かち合い、少しでも心の傷が癒されることを願い活動しているグループ「そよ風の会」があります。
次の窓口で、電話をお受けしていますので、お問い合わせください。 十勝総合振興局保健環境部保健福祉室
子ども・保健推進課 精神在宅支援係 電話:0155-26-9084 ※電話の際は「自死遺族相談」・「そよ風の会」の相談とお伝えください。
十勝総合振興局ホームページ
帯広市の自殺対策事業 自殺は個人の問題だけではなく、社会的問題です。 市民1人ひとりが「自殺問題」を正しく理解し、共通の認識をもつとともに、住んでいて良かったと思える、安心して暮らせる地域づくりを目指して、自殺対策に取り組んでいきます。 平成23年度帯広市自殺予防対策事業スケジュール(予定)
| 日程 | 内容 | 場所 |
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| 6月1日(金曜)〜 | メンタルチェックシステム「こころの体温計」開始 | | | 7月 | 【相談窓口向け研修会】 第1回多分野合同研修会 | 帯広市役所本庁 10階会議室 | 8月9日(木曜) 9:30〜12:30 | 【専門職向け研修会】 テーマ:「認知行動療法学習会」 講師:北海道医療大学教授 坂野 雄二 氏 | 保健福祉センター 2階多目的ホール | 9月2日(土曜) 10:00〜15:00 | 【パネル展示】 帯広市の自殺の実態や自殺を防ぐために知っておきたいことなどのパネルを展示します。 | 保健福祉センター 帯広健康まつり | 9月15日(土曜) AM | 【講演会】 うつ病と自殺に関する講演会を開催します。 講師:東京女子医科大学教授 坂元 薫 氏 (十勝精神保健協会との共催) | とかちプラザ レインボーホール |
過去の帯広市自殺予防対策事業スケジュール
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