地区懇談会開催状況(平成22年度鉄南コミセン)
地区懇談会で市民の皆さんからいただいたご意見と市長の回答を、会場別に紹介します。
開催概要
・日時 平成22年11月25日(木曜)19:00〜20:20
・場所 鉄南コミュニティセンター
・参加者 26人 |  |
主なご意見・ご質問と市長回答
フードバレーとかち・産業振興
[意見]
十勝は農業が基盤であり、フードバレーとかちの推進はよいと思う。ただし、具体的に何をしようとしているのか伝わってこない。
[回答]
フードバレーとかちでは、農業周辺の産業振興により他地域から人口・事業所を呼び込むことを目指しています。
今まで農産物は加工しなくてもそのままで高く売れ、市場に近い所に大都市圏で加工が行われていました。最近は製品の安全安心や新鮮さが重視され、原材料の生産地に工場を設置することがよいとされています。農産物の生産競争も激化することも考えられるため、地元に加工施設を集積させて、雇用や税収を確保につなげます。
レアメタル(稀少金属)の例と同様に原料を掌握できることに強みがあり、原材料と加工に加えて流通も地元でコントロールできる可能性があります。
[意見]
暮らしを豊かにすること、住人が十勝産のものをおいしく感じること、帯広に住んでよかったと思えるまちづくりのために、汗をかいてもらいたい。
[回答]
新しい時代に「素晴らしい所だよね」と言っていただけるようなことは何かについて、皆さんと議論するとともに提案していかなければならないと考えています。単にお金や物を持っているだけではない「生活の質」が十勝・帯広にあることを発信したいと考えています。
そのためには教育・福祉・医療などが一定以上のレベルでなければならず、また、安全安心でおいしい食べ物の生産や加工に取り組むフードバレーとかちを進めていかなければなりません。
[質問]
環太平洋パートナーシップ協定(TPP)についての考えは
[回答]
TPPに参加した場合、農業を基盤としている十勝・帯広は関連産業を含め深刻な打撃を受け、地域経済の基盤が崩壊しかねない事態を招くものと大変危惧しています。また、食料の輸入が増大して国内農業を衰退させることは、食料の安全保障の観点からも大変問題があると考えています。
こうした観点から、帯広市としては地域一体となりTPP交渉への参加反対をしていきたいと考えており、先日実施された「TPPから食卓と地域社会を守る十勝大会」においても、TPP交渉への参加反対の意見表明を行いました。
[意見]
かつて農業関連の仕事に従事し、フードバレーとかちの取り組みに賛成だが、一方で他産業に従事している人は分かりにくいと思う。また、他の町では漁業がある所もあり、言及されていない。
[回答]
フードバレーとかちについては、農業関係者だけではなく他業種の方にも説明しています。
例えば、商工会議所や中小企業家同友会に対し、「フードバレーとかちは農業生産だけではなく加工や流通などを巻き込んだ取り組み」であることを説明したほか、最近では青年会議所や流通団地の事業所などに説明しました。
また、農業協同組合長と商工会議所会頭、道議会議員出席の会議でフードバレーとかちについて議論いただくなど、農商工連携が進んでいます。
「フードバレーとかち」のページ
広域行政
[意見]
報道では歴代の市長は町村の期待に反し、町村との連携にあまり積極的ではなかったように報じられているが、今後町村との関わりをどのようにしていくのか。また、フードバレーとかちでは単なる市町村会などを超えた連携を目指しているのか。
[回答]
市長就任後は十勝管内の町村に伺って各首長にフードバレーとかちについて説明し、その後も会議などで協議を重ねています。国際戦略特区の提案の際には首長や農協、商工会議所(商工会)、中小企業家同友会に説明し意見をいただいています。
「都市経営・広域連携」のページ
新学校給食調理場
[意見]
新学校給食調理場調査特別委員会を傍聴した。新給食調理場については費用の問題もあるが、地元の物を食べさせることや地元の雇用のことを考えると、自校方式の方がフードバレーとかちの施策にマッチすると思う。
[回答]
新たな学校給食調理場の設置方式はさまざまな視点から総合的に検討し、共同調理場方式で整備を進めることを基本構想に示しています。整備にあたっては、フードバレーとかちの考え方を踏まえつつ、食育や地産地消など単独調理場方式の長所を取り入れる工夫をし、安全・安心で魅力ある学校給食づくりを進めます。
「新たな学校給食調理場の整備」のページ